もしもギックリ腰になってしまったら

ギックリ腰のイメージ図

なった人にしか分からない、
動けなくなるほどの痛みを伴う「ギックリ腰」。

もしもギックリ腰に見舞われたときの対処法です。

1. 無理に動かさない

当たり前のように思われますが、「あれっ!?」って思って、動くかどうか試しちゃう事ってありませんか? これは悪化させる原因にもなります。まずは焦って動かさないことです。

2. 慌てずに、白湯(さゆ)を飲む

急な痛みに見舞われて、体は緊張状態で硬くなっています。気持ちも動揺していたりします。
白湯を湯呑み1~2杯ゆっくりと飲んで、胃腸を温めて体の過度の緊張を取りましょう。

インドの伝統予防医学でも、胃腸はもっとも熱を生み出す力のある臓器と言われているそうです。白湯を飲むことで体内から体を温められます。
ちなみに、お茶やコーヒーなど刺激物ではなく白湯を飲んでください。不思議と、2杯目を飲み終えたあたりで落ち着いてきたりします。

3. 患部は冷やす

白湯で落ち着きを取り戻したら、氷や保冷材などで腰患部を冷やしてください。氷のう
(出来れば氷のうで冷やすのが望ましいです。氷を水に浸せば0度以下にはならず凍傷の心配が少ないので。)
低温火傷にも気をつけながら、15分~30分ほど冷やし、外して休み、再び冷やす、を繰り返すと良いと思います。

4. 患部以外は温める

患部以外は温めます。特に下腹部、丹田(たんでん)を温めましょう。
丹田とは、おへそから10cm程の下あたりの所です。
ここを中心にカイロとかで温めると良いと思います。
体全体は毛布をかけるなどして温かくしてください。患部以外を温めることで体の緊張を取っていきます。

5. 楽な姿勢で安静にする

患部を冷やし、丹田にカイロを当てて、この時、一番痛みの出ない、一番ラクな姿勢を探して、安静にして下さい。

以上が初期対処方法です。

安静にしていて、体が徐々に動かせられそうになったら、呼吸を整えて、患部以外から少しずつ動かしてみてください。

 

ある私の友人は、シャワーを浴びている時に石鹸を取ろうとしてギックリ腰になりました。

欧米では「魔女の一撃」とも言われる急性腰痛ですが、「急性」とは名ばかり。
原因は長年の悪い体の使い方やバランスの悪さが根底にあります。

そこに蓄積疲労や体調不良が重なり、ふとしたきっかけで負担の掛かってきた部分(腰)が悲鳴を上げ、突然痛みとなって表れるのがギックリ腰です。

友人のギックリ腰も、石鹸が重かった訳ではなく、石鹸を取る行為が腰痛発症のキッカケに過ぎなかった訳で、日頃のツケが回って来たものだったのです。

腰に強い張りや違和感を感じてきたときは要注意。早めに対処しましょう。

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